ふぃまの風~島のキオクとキロク~      来間島のはなし

NPO法人来間島大学まなびやーのブログです。
来間島は沖縄県・宮古島と橋で繋がる架橋離島です。
昔ながらの伝承や神事、豊かな自然が残る、のどかで美しい離島です。
来間島の古老らから聞いた話や、島の伝統や文化、島おこしの話を、
当法人理事の砂川が綴ります。

事業報告

高校生が紙芝居を作ってくれました!

宮古総合実業高校の農業クラブ生徒さんが、
来間島の民話を紙芝居にしてくれました。

高校生たちが作った紙芝居


印刷する前に、島の人に確認してほしい、アドバイスしてほしい、
とのことで、昨晩、自治会役員の皆さんや家元の方々、
カンツカサとユージャツのおばあさん、
老人クラブ、婦人会の役員の方々に
集まっていただきました。

高校生たちが作ったヤーマスプナカ伝説の紙芝居に
子どもたちも、大人たちも真剣に聞き入ります。


紙芝居をみんなで聞き入ります


3年ほど前から、当法人や来間島の住民の皆さんと交流している高校生たち。

ただそれを自分たちでまとめて終わりではなく、
島の人に還元できるようなこと、
島の人たちが喜んでくれるようなことに
繋げてもらえないか、と相談したところ、
このような形で実現しました。


島の人から聞かせてもらった民話は
どれもそれぞれに違っていて、
高校生たちはずいぶん戸惑ったようです。

だけど、それが昔話の世界、口承で伝わったゆえなどだと理解し、
面白いなあ、と思った箇所を組み合わせてまとまてくれたそうです。

高校生が紙芝居を作ってくれました!




果たして、そんな高校生たちに島の人が何と言うか、
ちょっと不安でした。

が、
「正直に書いても面白くないさあ。
あなた方が子どもたちに聞かせたいならさあ」

「あなたたちが感じた感性でのびのびと表現してくれたらいいよ~」

と。

だけど、方言の発音に関しては厳しく、
何度も練習する場面もあったりで。

高校生たちも必死になって、島人たちから習っていました。

高校生たちが作った下大豆

さて、この紙芝居は製本したら、3月に子どもたち向けに発表会も行われるよ手です。

また、高校生たちが育てた下大豆で昔ながらの味噌をつくる予定もしています。

高校生たちとの交流が、島人を元気にさせてくれているのは
本当にありがたいですね。


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プロフィール
来間島大学まなびやー
来間島大学まなびやー
沖縄県の宮古島と橋で繋がる離島・来間島で活動するNPO法人来間島大学まなびやーです。
伝統を受け継ぐこと、誰もが住みよい島づくり、地域力・来間島力をあげることを目指し、
島ぐるみで地域おこしに取り組んでいます。

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