理事・砂川のつぶやき
商売って難しいなあ~という悩みから改名を考えるに至った理由
商売って難しい、
と、当法人理事の砂川はつくづく感じています。
自分たちの思いと市場とのマッチングの道が険しく、
やはり自分たちの思いだけでは商売ができない、ということをつくづく感じています。
前回記したサーターアンダーギーの件もあり、
いま、公設市場の店舗名の改名を考えてもいます。

現在の店舗名は
「来間島アンテナショップんきゃぎさまち」
です。
来間島のことを発信するという意味でつけた店名ではあり、
ここに来たら来間島のいろんなことが分かるようなお店でもありたいと思っていたのですが、
私たちの力不足でそうは至っていないこと、
また、来間島の人がやっているからというニーズでの効果が
これまでに乏しい現実もあります。
つまり、この店名だと何屋さんで、何を売っている店なのか分からない、
ということでもあり、改名を考えるに至りました。
例えば、前回も記したことですが、
来間島では「さたぱんびん」と呼ばれる揚げ菓子。
沖縄本島では、皆様ご存知の通り
「サーターアンダーギー」と呼ばれています。
私たちは、やはり伝承文化を受け継ぐということに重きを置いていることもあり、
さたぱんびん、に限らず、島の言葉で販売してきました。
だけど、それではなかなか厳しいのが市場でした。
それで、1年半ほどやってきた中で、
悩みに悩んだ末に、
「さたぱんびん」をサーターアンダーギーと記して販売することにしました。
2018/03/20
「さたぱんびん」のやりとりはこちらから
改名にあたり、自分たちの看板商品は何であるかということを考えた時に、
サーターアンダーギー(さたぱんびん)とみきであると思いました。
それを店舗の枕詞に入れることにしました。
そうすることで、お客様に当店の存在をより分かりやすくし、
立ち寄っていただけるようにしたいと思ったわけです。
しかし、しかし、
それが意外と難しい!!
そこで、店名の頭につける言葉を
①サーターアンダーギーとみきの店 んきゃぎさまち
②おばあ直伝・サーターアンダギーとみきの店 んきゃぎさまち
③カマドおばあ直伝・サーターアンダギーとみきの店 んきゃぎさまち
という案が出ました。
しかし、長い!!
長すぎる!!
また、「サーターアンダーギー」と「みき」という言葉の並びを見たときに、
サーターアンダーギーは、先ほども申し上げた通り、
観光客でも誰もが分かるワードです。
ところが、「みき」は、
観光客には分からない、また地元でさえも「げんまい」と混合する方がいるというような、
非常に分かりにくい存在です。

サーターアンダーギーと「みき」
この言葉の並びは、
誰もが知るポピュラーな言葉と
知る人ぞ知るマニアックなニッチな言葉、
その2つが並ぶとどうもぼやけてしまうという意見もあり、
④サーターアンダーギーの店 んきゃぎさまち
⑤おばあ直伝・手づくりサーターアンダーギーの店 んきゃぎさまち
のように、「みき」を外すという案もあります。

確かに、この方がスッキリしているし、分かりやすい。
だけど、「みき」
来間島の文化を代表するような食でもあり、
これは本当に当店が誇るべき商品でもあると自負しております。
が、確かに、「みき」って分かりにくい。
だけど、う~~~~~~~~~ん
さて、皆様はどんな名前が良いと思いますか?